何もないところから、動く仕組みを生み出す。それが機械設計という仕事。
機械設計担当 I
アイデアが“動き出す”瞬間
機械設計の仕事は、頭の中のイメージを「動く仕組み」として形にしていくことです。お客様が求める機械を実現するために、何を、どのような工程で進めるのかを考え、構想を具体的な図面へ落とし込んでいきます。
まっさらな状態から構想を練り、検討を重ね、最終的に一つの設備が完成していく。そのすべての過程に関われるのが、機械設計の大きな特徴です。自分やお客様の「こうしたい」という思いを、図面という形で表現し、現実の機械へとつなげていきます。
一人前になるまでの、長い助走
設計技術は、すぐに身につくものではありません。図面の一本一本に意味があり、判断の一つひとつに責任がある。若手の頃、初めて一人で任された搬送装置が完成し、思い描いた通りに動いたときの喜びは今でも忘れられません。しかし同時に、納期やコストで苦労し、自分の未熟さを痛感しました。成功も失敗もすべてが糧になる。経験を積み重ね、学び続け、考え続ける。その地道な助走があるからこそ、大きく跳べる瞬間が訪れるのです。
働くことは、自分を磨き続けること
働くことのベースには「収入」があります。けれど、それだけではありません。設計した機械が世の中で動き、人の役に立ち、多くの人と関わる。その過程で、自分自身も確実に成長していきます。根気強く積み上げる力、論理的に考える力、最後までやり抜く姿勢。設計という仕事は、技術だけでなく人としての土台も磨いてくれます。22年かけて学んできたことを、次の世代へ伝えたい。社会に貢献しながら、自分も進化し続ける――それが私の考える“働く意味”です。
